開花直後の果実を果梗ごと空き瓶の中に入れて育て、完熟後に『仕上げ』『飾り』を施す技術であり、初めて見る人に「どうして作ったのですか?」と不思議な顔をされる。小型種(
ミニ、千成)で果梗が長いものが適当。
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着果して間もない幼果の瓢箪を果梗ごと瓶の中に入れる。 |
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瓶をビニールの紐で吊るしたり、棒で支えたりして固定する。雨の侵入を防ぐため、瓶の口を斜め下向きにするとよい。 |
(3) |
時々見回り、溜まった水を出し、瓢箪が腐らないようにする。 |
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完熟したら、果梗を切って収穫。 |
(5) |
瓢箪の口に穴を開ける。 |
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幅5p程度に割いた手拭いの端を入れ、瓢箪の下を通して反対側から瓶の口に引上げ、両端が出るようにする。両端を持って瓢箪を引上げ、瓶の入口に瓢箪の口が固定されるようにする。次に電動ドリルを用いて穴を開ける。(『仕上げ』の項参照) |
(6) |
瓶の中に水を満たして水漬けし、中身と薄皮を腐らせる。水位が下がったら、水を補給する。腐る部分は徹底的に腐らせると、後の処理が容易となる。 |
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種出しと果実の洗浄 |
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種出し:手順(5) に用いた方法で瓢箪を固定し、水流による種出し法(仕上げの項参照)等で種を出し、丈夫な針金の先に布を巻いて瓢箪の表面を洗う。 |
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アク抜き |
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「清水を満たし→数日放置→水の取替え」の作業を水が濁らなくなるまで繰り返す。 |
(9) |
乾燥 |
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水分を拭き取った後、ドライヤーによる熱風あるいはストーブを利用し、出来るだけ早く乾燥させることが重要。手間どるとシミやカビが出やすい。 |
(10) |
飾り紐を結ぶ |
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a. |
市販の両房付き揚げ巻結び紐を使用し、コップの胴に瓢箪結びをする。 |
b |
2〜3カ所、しつけ糸で止める。 |
c. |
コップから結びをそっと外し、瓶の中の瓢箪に移す。 |
d. |
しつけ糸を取る。 |
e. |
瓢箪結びを、丈夫で先の曲がった針金(自転車のスポークが適当)やピンセットを用 いて、ゆっくりと順々に締めていく。 |
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(11) |
栓の穴に紐を通し、瓢箪に栓をする。 |
(12) |
座ぶとんを作って、瓶の中に入れる(フェルトを四角に切ってもよい) |